ミニバス女子U12 ワンハンドシュートを推奨
ミニバスのみならず女子プレーヤーのワンハンドシュートが世界のトレンドの中、いまだに日本で見られるツーハンドシュートのガラケー状態です。
世界に目を向けてみると女子のシュートはワンハンドシュートです。
ツーハンドシュートを基本にしている国は日本と韓国ぐらいなのだそうです。そして今は韓国もワンハンドが主流になりつつあるとのこと。
だとするとツーハンドシュートは今や日本だけで行われているシュートという事になります。
根本的な所ですが‥
なぜ男子はワンハンド女子はツーハンドというのが基本概念となっているのか?
女子はツーハンドで打たなければいけないと言うのは何となくのイメージ、概念が今に残っているだけというのが正直なところだと思います。
理由としては、何となくが1番大きいと言えます‼️
女子は筋力がないからツーハンド!!
と言われてツーハンドを始めた人がいるかもしれません。
所属しているミニバスで女子を教えていますが初めからワンハンドシュートをさせています。
入る入らないはそれぞれですが、女子でも普通にワンハンド打っている子もいます。
大人のゴールの高さでスリーポイントを打てる子もいます‼️
また筋力がないということですが
男子の小学4年生5年生の子達もワンハンドシュートを打っています。
まだまだシュートフォームは汚いですが‥
中学生や高校生の女子が小学生4年生5年生の男子よりも筋力が弱いということはないと思います。
筋力がないから女子はツーハンドと結論づけるのは乱暴な理論だと思っています。
何故ツーハンドにしているのか?
バスケそのものもスタート当時は両手のシュートが主流だったようです。
昔のNBAもツーハンドが見られます。
しかし技術の進歩や理論の追求により今や男子は”DEEP3”と言ってスリーポイントのはるか外からワンハンドを打っていくような時代です。
ツーハンドを教えてるコーチの心理
コーチしているうえで一番長く時間がかかるプレーの一つが「シュート!」です!
ツーハンドでなくともセットシュートを教えていくには根気がいります。
ましてやツーハンドが主流の女子の環境の中でワンハンドを教えていくのはコーチも勇気と根気がいります。
これが中学校や高校などになればコーチはツーハンドで上がってきたプレイヤーにワンハンドに修正しろというのは更に勇気がいりますね。極端に言えばバスケ人生を大きく変え様子とするわけですから‥
ですから‥
よほど革新とワンハンドに対する信念のあるコーチでなければ‥
自身が管轄する2年間3年間はそこに目を向けるのではなく他のオフェンスプレイ、ディフェンスプレイを指導していくというような考えになってくると思います。
自分がもし‥
高校のコーチしていたらツーハンドで上がってきたプレーヤーをワンハンドに修正しろ!
といえるかどうか‥
正直難しいです。
バスケ経験にもよりますが‥長年ツーハンドで身につけたのをゼロにする訳ですから‥
相当な勇気がいると思います。
これらを極力避けたいために何となくツーハンドで打たせていく。
これが正直なところかと思っています。
勝利至上主義もどこかにあるのかとも思います。
自分もまだまだ勉強しなくてはと思います。
女子プレーヤも今や世界のスタンダードがワンハンドシュートであり、プレーヤー、父母、コーチも基準をこちらのマインドに持ってきてほしいと願っています。
選手達の為に一緒に勉強し、成長し合えたらと思います。
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